ショールームは数社は周って比較検討する
在来工法とは何か
在来工法とは、昔ながらの工法で、家の骨組みと同じく柱や梁などで軸を組んで作られる工法です。
水を使う場所なので、予め下地材に防水処理を施し、その上にタイルなどを重ねて作っていきます。
メリットとしては、浴槽、壁、床、天井などの素材が自由に選べて、窓の位置や大きさも自由に決められるところだと思います。お風呂が好きで、こだわりがある方などはこの工法を選ぶことが多いようです。
デメリットとしては、システムバスに比べると、断熱性や防水性に劣るという点になります。冬場はどうしても冷えやすいですし、長年使っているうちにタイルの隙間から水が漏れてカビが生えてくることがあります。
また、一から作らなくてはならない為、システムバスに比べると費用も高くなり工期も長くなります。
しかしその点さえもメリットに出来るほどの仕上がりになれば、自分だけのこだわりの浴室として毎日楽しめることうけあいです。
システムバスの特徴
システムバスとは、工場で作られた部材やパネルなどを現場に運び込んで組み立てて作られる浴室のことです。
材料自体はすでに工場で作られているため、在庫さえそろっていれば簡単に作ることが出来ます。
在来浴室と比べても、断熱性や防水性に優れているものが多い為、冬場でも安心して入浴することが出来ると人気があります。
人気の理由はそれだけではなく、費用が抑えられて工期も短く済むということも挙げられます。
ただデメリットとしては、あらかじめ工場で作られるため、サイズやデザインが既に決まっているということです。リフォームの際は、元々の浴室の大きさによっては希望のもののサイズが合わなければ変えることが難しくなる可能性があるので注意してください。
しかしおそらく大抵の浴室は規格内のものの方が多いと思いますので、リフォームされる方の大半はシステムバスを選ばれるのではないでしょうか。